東京のスギ花粉はどこから来る?
東京で飛ぶスギ花粉の多くは、都心の木ではなく、多摩・奥多摩、秩父、丹沢・箱根、そして北関東の山地に広がるスギ・ヒノキの人工林から風に乗って運ばれてきます。 スギ花粉は直径約30マイクロメートルと小さく、落ちる速さは毎秒約2.7cmなので、上空に巻き上げられると数十kmから100km以上運ばれます。
山に近いほど多い
環境省「はなこさん」の観測(2008〜2021年)では、1シーズンの量(個/m³の日平均の合計、中央値)は、山に近い前橋で11,442過去の観測値、飯能で7,841過去の観測値、宇都宮で6,956過去の観測値だったのに対し、東京周辺5地点の平均は2,740過去の観測値でした。
風向きで変わる
2月から3月は北西の季節風が吹く日が多く、関東西部・北部の山地から都心へ花粉が運ばれます。晴れて気温が上がり、風が強い日に多く飛び、雨の日は少なく、雨の翌日に多く飛ぶことがよく知られています。 SkyPollenの地図では、常緑針葉樹林推定から出た粒子が、ECMWFの風ECMWF計算値に乗って流れる様子を見られます。
ヒノキ花粉
ヒノキ花粉はスギより少し遅く、3月下旬から5月上旬に多く飛びます。スギとヒノキの両方に反応する人も多く、春の症状が長引く原因になります。